返済中の借金に対して過払い金請求をするとブラックリストになるケースとならないケース

2010年6月17日以前に消費者金融からお金を借りたことがあり、グレーゾーン金利での返済をしていた場合には、過払い金請求が可能です。

 

もう既に借金を完済しているとしても、もし過払い金があれば、債権者は消費者金融に過払い金を請求することができます。過払い金請求をする時には、弁護士などにお願いした方が効率的でしょう。

 

一方、返済が終わっていない(現在でも返済中)場合で過払い金が存在している場合、請求をすることが出来るかが問題になりますが、結論的には過払い金請求は可能になります。ただし、まだ返済が終わっていないタイミングで過払い金請求をすると、任意整理に該当します。

 

任意整理とは、借金を整理する債務整理の手続きの一つになります。借金を帳消しにするのではなく、利息分をできるだけ減額して借金の元金の返済を続けると言うものです。

 

裁判所を通すことなく、債務者の代理人(通常は弁護士や司法書士)と債権者の間で、毎月の支払いや利息を減らしてもらえるように交渉し、返済額を減らしてもらいます。

 

この手続きをする場合には、ブラックリストに掲載されてしまうのですが、以下の条件でその扱いが異なります。

 

(返済中の借金の過払い金請求をして)残債が残る場合:任意整理として扱われブラックリストとして登録される
(返済中の借金の過払い金請求をして)残債が残らない場合:一時的にブラックリストに登録されることはあっても、過払い金が確定し借金を完済出来れば登録情報は削除されます

 

任意整理をした場合には、誰がいつ任意整理をしたかの情報が5年間の履歴が残り、加盟企業なら閲覧することが出来るのです。

 

株式会社 シー・アイ・シー(CIC)の場合、任意整理は記録されませんが、その他の信用情報機関で記録が残ります。信用情報機関同士で情報は共有されているので、結果として加盟企業にはばれてしまうのです。

 

既に完済済みの借入に対して過払い金請求をする場合は問題ありませんが、現在返済中の借入に対して過払い金請求をする場合には、残債が残るか残らないかによってブラックリストに掲載されると覚えておきましょう。